道の駅しもべオートキャンプ場 （山梨県）

7月の正式稼働前のモニターとして5月21（土）～22（日）にバイクでキャンプをしてきました。 もとは芝生広場だったものをゆるキャン効果に便乗（笑）してキャンプ場として整備。 といっても草刈りをして区画整理をしただけですが（笑） あくまでもプレ・オープン時の状態なので、正式稼働時は変更になっている箇所もあると思いますのでご注意を。 全体的にゆるく傾斜していて水平面はありません。 区画は大体7✕8ｍくらいの広さですが、場所によっては台形だったり平行四辺形だったりと、あくまでも「だいたい」です。 区画整理を虎縞ロープと細い丸太で区切っているので、区画の出入り口が固定＆バイクが倒れない位置と角度の兼ね合い＆出入りのしやすさでテントの設営場所が難しいです。 サイト内の通路も芝生なので夜露朝露雨などで大変滑りやすいです。 利用者が増えれば速攻でハゲると思いますが、そうすると今度は土の地面になるので更に滑ると思います（笑） 通路の幅は2ｍもないので車は区画への出入りが大変かと思います。 サイトへの出入りは道の駅の裏手から入りますが、サイトへ入る直前に砂利道があります。 入るときは直進で入れば良いのですが、出るときは「通路（舗装路）をゆるい右カーブで下りつつ、直角に左に曲がりながら砂利道を登る」と言うハードモード。 荷物満載のバイクでコケないようにするのに必死でした（苦笑） サイト内は一方通行ですがこの砂利道は交互通行なので、もしこの状態でお見合いになったら詰みます・・・ 道の駅にも多少の野菜や食料はありますが種類は少ないですし、肉類は全くありませんので買出しをしてから来るか、車で15分ほどの大型スーパーセルバ身延店で揃えましょう。 このスーパーの駐車場にシャトレーゼが有るので、スイーツは別腹でここで買うのもありです。 ゴミは基本全て持ち帰りですが、専用の袋を購入して分別すれば捨てられます（各100円）。 水場は目の前にBBQ施設がありそこを使用します。 蛇口数も作業台もかなりの数がありますので混み合うことはないでしょう。 焚き火は可能ですが、直火禁止。 焚き火台でも芝生保護のために耐熱シートを使ったほうが良いでしょう。 薪は道の駅で売っていて針葉樹広葉樹共に一束700円（キャンプ利用者は600円）。 細いながらもスウェーデントーチもあります。 灰や燃えカスは水場に灰捨て場があるのでそちらへ。 ラジカセ等の外部スピーカー禁止ではないですが、音量に注意。 ペットはリードを着用すれば同伴可能。 トイレは18時までは道の駅内のトイレが使えますが、それ以降は駐車場脇と第2駐車場の屋外トイレです。 ただしどちらも規模が小さいので、道の駅を改修して24時間使えるようにするとのことです。 コインシャワーが道の駅裏手に2機ありますが、使用中に脱衣所とシャワー室の扉を開けてしまうと時間内でも吸水がストップしてしまい、再度コインを投入する仕様になっています。 山を超えて車で10分ちょいのところに町営浴場のつむぎの湯が400円で入れます（18時まで）や、本栖みちを下って同じく10分くらいのところにある不二ホテル（20時まで　1時間500円3時間まで1000円）もありますし、下部駅周辺にも日帰り入浴できる宿やホテルが数件あります。 道の駅が18時で営業終了し、21時に職員が退社すると場内の照明が落とされ真っ暗闇になります。 はるか向こうに有る街灯が2個見えるだけです。 トイレの電気さえ付きません（笑）。 水場はかろうじて人感センサーで明かりがつきます。 照明の件は稼働までに何とかすると言っていました。 22時消灯。 夜間は管理人が不在でゲートが閉められますが、非常時の出入りのために施錠はされませんので自分で開け閉めして出入り可能。 小川の真上で周りが林なので虫が多いです。虫刺され対策は万全に。 「特に売りがなく谷間なので景色もイマイチ」な割には5000円弱は高いので、ソロでの利用には全く向いていません。 2～3人で利用して割り勘がベストでしょう。 もう少し人数を増やすなら設営/撤収時のみ乗り入れてあとは駐車場に置くのも手です。 微妙な広さや位置の空きスペースに、小さい区画を作ってバイク用や、川原に新サイトを作ってソロ専用区画も作るかもとは言っていました。 とまぁ見事にネガティブなことしか書いていませんが、何分にも「これから煮詰める段階」なので、上記のことは全部「改善要望」として提出しました。 夜間照明がないのも星空を見上げるには最適でしょうし、夕方以降は交通量もほぼ皆無なので本当に静かで、川のせせらぎや虫の声などを聞いてのんびりと過ごせました。 まぁ、モニター参加が私しかいなくて、他に誰もいなかったからこその静けさなんですが（笑）