七戸森林公園（青森県）

昨年までの数年間はここをこの地域の常宿にしていました。数年前の市町村合併で現在の名称は七戸森林公園です。 はっきり言ってキャンプ場としては劣化が進んでいます。 何年も前に調べた際は通年利用可能だったはずなのですが、一昨年は１０月３１日で閉鎖。私はその数日前にここを出ましたが、一日後に来た知人は３１日に追い出されたとか。 そのことが頭にあったので、昨年は事前に七戸町役場に電話して問い合わせ。１１月１日から数日間利用したいと。「通年やってます/真冬は止水するけれど。どうぞどうぞご自由に。届出不要」、ということで喜んで現地まで千キロ以上を夜間ドライブ。早朝から営業している杉の子温泉で入浴後、到着してみたら・・・東屋の照明は点かず。トイレ入り口は完全閉鎖。止水済み。散々な目にあいました。買い込んだ食材の調理も出来ず。でもめげずに滞在。 何年前だったかに初めて利用した際に、他に一組利用者がいて即席宴会で盛り上がって好イメージのあるキャンプ場でした。それ以降年１、２回利用し続けてきてもいつも専用利用状態でした。梅雨時の睡蓮の花は美しく、秋の渓流沿いの紅葉は見事で、撮影が趣味の自分には撮影地に宿泊するという理想的なキャンプ場でもあったのですが。 東屋の天井板は毎年枚数が減ってきています。剥がされて焚き火の材料にされてまっているのか。以前設置してあった公衆電話は撤去済み。電気のコンセント１箇所は、一頃ガムテープでカバーされていましたが、すぐに剥がされ、今では役場もコンセントの器具自体を取り外しています。電線の端を絶縁テープで覆ってあるだけ。東屋で点灯する照明ランプの数も基本的には減り続け、３年前は奥の１箇所のみという状態。（これはその後２,３つに増やした模様） ここはカメムシ、テントウムシの天国です。東屋は勿論、お手洗いなどは１０月ともなろうものなら、大小どちらにせよ、一匹も踏まずに用を足すことは不可能でしょう。カメ君の臭さでこちらの落し物の臭さは紛れます。カメの匂いも二度目三度目になれば気にならなくなります。でもその靴で自分の車に乗り込むわけですから・・・運転中、何故カメムシの臭いがするのか、途中で車を止めてカメムシ探しをしたこともあります。私はカメムシが大嫌いです。テントウムシも嫌いになりました。秋はトイレは買い物先等で利用しましょう。 入り口反対側の山の斜面は採石場です。一時は早朝から作業が始まり、安眠妨害に感じられたときもありますが、この数年は特に何とも感じなくなりました。裏（川の反対側）はみちのく有料道路です。夜間も車の走行音が時折聞こえます。ａｕはほぼ役に立ちません。 今年も、ノスタルジアで覗いてみました（10/30）。 既にトイレ閉鎖済み、止水済み、照明電源断。カマドに放置してある灰等のゴミ類は管理者もそのまま放置。東屋脇の直焚き火跡の燃え残りのゴミ類も放置。 １０/３１よりも前に少しずつ早めに閉鎖手続きをしているようです。入り口脇の看板に赤テープで１０月「下旬」までと表記も書き換えられていました。 天間林村時代のこのキャンプ場の最盛期を知るものにはさびしい限りです。 長いこと愛着を持って利用させてもらいました。 有難うございました。

3年前に利用して9月5日に訪問してみましたが雨天で今回は利用を見合わせました。 再度、七戸町役場へ電話して確認したところ、今でも特に申請しなくても自由に利用してよいとのことでした。 国道4号線からみちのく有料道路入口交差点を県道242号線を西に5.3km、三叉路を右に天間ダムへ向かう砂利道を1km進みます。 七戸町役場がホームページでまったく紹介する気もないのに良く整備されている不思議なキャンプ場です。旧天間林村の天間ダムの東側にあり ます。 水が飲用不可なので注意してください。 あと熊出没多発地帯という看板がキャンプ場内に設置されていますので注意。 キャンプ場南側に川が流れ、西側には沼があり、大きな東屋と広大な芝生サイトと林間のサイトが自由に無料で選べます。 水洗トイレ、屋根付きの炊事場あり。 お風呂は国道交差点を南に4.7kmで天間林温泉300円。 スーパーは国道交差点を南に8.5kmでイオンショッピングセンターがあります。